農村歌舞伎

こんにちは。今日は僕がやっている農村歌舞伎について話させていただきます。

愛媛県で唯一の農村歌舞伎があります。川瀬歌舞伎保存会です。

国の無形文化遺産にも指定されています。

久万高原町の畑野川地区と直瀬地区が昔二つの地区をまとめて川瀬と呼んでいました。

今でもなごり?で仕七川などがあります。

畑野川地区と直瀬地区の人が昔からしていた農村歌舞伎の存続が人口の減少等で危なくなってきたので、残していこうと先月お亡くなりになった前会長の 段之上 哮 さんが立ち上げました。

私は去年の10月だったかな?始めました。歌舞伎の存在自体は、4年ほど前から知っていたのですが誘われていたけど何日にやっているか何時からか知らなかったため参加していませんでした。タイミングが悪かっただけです。(;^ω^)

去年ちょうど香川県にある旧金毘羅大芝居(金丸座)にて、玉三と言う演目をするから見に来ないかと言うことで練習の見学をし本物を黒子として参加させていただいて間近で見ることができました。そこから始めることになったため全然歌舞伎の事はわかりません。( ̄▽ ̄;)

今は、三月にある産業文化会館にて三番叟をすることになっているためその練習をしています。今回は、三味線の人たち以外は、初めてです。

私も踊ることになっています。三番叟は白、黒、太夫さんが踊ります。私は今回白をしています。

 期待の新人だとかなり期待されています。次の公演はいい舞台になるなど言われますが私は、かなり不安です。新人ですし期待が大きすぎて怖いと思っています。

三番叟は、

 能の「翁(おきな)」で、千歳(せんざい)・翁に次いで3番目に出る老人の舞。直面(ひためん)の揉(もみ)の段と黒い尉面(じょうめん)をつける鈴の段とからなり狂言方がつとめる。また、その役および面。→式三番(しきさんば)

 歌舞伎人形浄瑠璃1移入されたもの。開幕前に祝儀として舞われたほか、一幕物歌舞伎舞踊としても発達

 地方1または2伝播(でんぱ)し、各地民俗芸能取り入れられたもの。多くは最初に 演じられる。

 

ということだそうです。簡単に言うと歌舞伎というより演舞に近い感じですかね?祝い事の席や豊作を願って踊るものです。歌舞伎を始めるときに、これから入るといいと段之上 哮さんに言われました。セリフもそこまで多くなく三番叟は40分くらいの演舞ですので、他の演目より確かに簡単ではあります。

ですが、一回通しで踊ると息切れが激しいので簡単であっても難しい事に変わりありません。

もともとは、最初太夫さんが踊りセリフを言ってから踊るのですが、踊りを前半と後半に分けて、踊ってから太夫さんが踊りセリフその後、後半 を踊ります。なので、昔よりか楽になっているそうです。

黒と白はお互い息を合わして踊るのでかなり難しくまだまだあっていないので頑張って合わしていくつもりです。

地方の三番叟なので、YouTubeにはないですが、他の三番叟とは、かなり違います。どこの三番叟も違いがありますが( ̄▽ ̄;)他の三番叟も見てみてください。

昔は、津軽三味線みたいに速い曲だったようで今は少しゆっくりだそうです。演舞するときは、YouTubeに載せるつもりですので見てください。